はいたい!(どうも!)あさひなきりんです。

沖縄方言スタンプのイラストを描く時も、よく着せたりするんですが、沖縄の民族衣装の『琉装』をご存知でしょうか?

沖縄旅行のパンフレットに載っていたり、旅行会社のウェブサイトにイラストがあったりするので、見たことはあるかもしれません。

私は民族衣装とかを着るのが好きで、インドの衣装(個性的な模様の布を巻く、サリー)とかフランスの衣装(ベルサイユのばらみたいな、フリフリのドレス!)とか江戸時代の町娘の衣装(襟が黒い、時代劇でよく見るあれ)とか、テーマパークとか観光地で何度か来て記念写真を撮ったものです。

きっと機会があればコスプレとかも好きかもしれない。崩壊3rdとか、初音ミクとか、アニメのキャラのコスプレとか、憧れますが・・・。

ハロウィンで魔女になったりマリオになったりはしました。が、今の所、アニメキャラのコスプレ機会はありません・・・。

ちなみに毎年名古屋では『コスプレサミット』なる大きなイベントが開催されています。本当に本格的ですごいんです。いつも遠くから眺めている私。

私は小学生の時から高校卒業まで沖縄の伝統芸能、『琉球舞踊』を習っていました。なので、その頃は毎週のように舞台に立っていたので、琉装が当たり前になっていました。今では懐かしいです。

今日は、私の体験もふまえて、『琉装』を紹介しますね。

沖縄の民族衣装、『琉装』って良いね!着物とはちょっと違う着方だけど、あれってどうなってるの?図解してみた

琉装って、着物と違うの??

現在、琉装で日常生活を送っている人はいませんし、お正月やお祭りの時に着物や浴衣を着る人がいるように、沖縄で琉装する人はいません。

今、琉装が見られるのは、劇場やホテルのロビー、観光地や飲食店内での琉球舞踊の舞台や、那覇祭りの琉球舞踊のパレード、首里城のお祭りくらいです。

なので、私が今日紹介するのは主に『琉球舞踊』で着られる琉装についてです。なので、昔の沖縄の王様やお妃様が着ていた衣装とはまた別物なので、ご了承くださいね。

ちなみに、男性の衣装は、着物と大きな違いが無いので、今回は女性の衣装を比べます。

元々の形は、着物と同じです。ただ、沖縄の気候に合わせて、素材や形、着付けの仕方が変化した衣装です。

日本の着物は太い帯で背中で締め、帯枕や帯揚げ帯締めでガッチリ固定します。琉装は細い腰紐と、『紫』と呼ばれる、紫色の細長い布で、おへその前で縛ります。

その紐は下着の『ドゥジン(赤い上着)』と『カカン(白いスカート状の下着)』の上を縛るだけで、上から着る『紅型』は、前を紐で固定しているだけで、後ろは留めません。

袖も輪になっているので風を通して涼しいようになっています。

衣装によって髪型が違います。髪を下ろして紫で縛り花や紅白の房の付いた飾りや金色の飾りをつけたり、

上に高く結い上げて、大きなお団子みたいにしてかんざしを挿したりします。

大きな『花笠』を被る衣装もあります。その場合は、髪飾りを外して被ります。

ただ、これは位の高い人が着る衣装です。上から羽織る『紅型』は、今でも大変高価なものです。

農民は麻などで作った質素な着物を、日本の着物と同じように着ます。帯はもっと細くシンプルに帯枕や帯揚げ帯締めは無しで、男性のように貝結びで結び、背中に締める着方です。もちろん裸足。

着物と琉装の違いを簡単に図解すると下記のようなイメージです↓↓↓

琉舞はやっぱり日舞に近いのかな??

琉球舞踊の歴史は、中国からのお客様向けのエンターテイメントです。なので、独自の演舞を作るために、中国のものも日本のものも研究したと言われています。

だからどこか中国っぽいし日本の歌舞伎っぽいところもあります。古典には独特の言い回しでセリフを言って、合間に歌が入る、ミュージカルのような形式のものも。

踊りの基本は日本舞踊のように見えますが、琉球舞踊は沖縄らしいごちゃ混ぜミックスな『チャンプルー』なんです。

古典舞踊は今でももちろん踊り継がれていますが、若い舞踊家さん達は、オリジナルの踊りを作ってどんどん進化しています。

私と同級生だった人も、今や師範代になり、新しい琉球舞踊を担って活動しています。新聞やラジオで時々見かけるくらいで、もう気軽に話せるような人じゃなくなっていて、芸能活動する人って、本当に尊敬します。

沖縄帰ったら、舞台観に行きたいなー、と企んでいます。花束持って。

沖縄に旅行に行く予定のある人は、ぜひ公演日程など調べて、舞台上で本格的な琉球舞踊を観ていただければと思います。

ホテルのロビーや観光地でも無料で観れますが、チケットを買ってホールの舞台で観る琉球舞踊は、衣装や演出もかなり本格的ですし、

舞踊家も師範代やそれに近い上手な人が踊りますのでオススメです。

無料で見れるのは、初心者レベル。舞台で見れるのは、指導者クラス。っていうイメージですね。

本物を体験したいのであれば、是非ぜひ!

琉装体験、やってみる?

一般家庭には琉装はありませんが、写真屋さんや有名な観光地ならいろんなところで琉装の体験をして、記念写真が撮れます。

私は地元ですが、旅行に来た友達と一緒に、首里城の守礼門前で琉装して記念写真を撮ったことがあります。かなり簡単な衣装ですが、雰囲気が味わえるのでいい記念になると思います。

もし本格的に着たいなら、写真屋さんでお願いしたほうがいいでしょう。衣装も揃っているし、着付けもしっかりしてくれます。

写真屋さんによっては、『せっかく着たんなら、外も歩きたい!』という方へのお散歩コースもあるみたいです。

お値段もピンキリなので、こだわりたい人は本格的に、ちょっと体験したい人は観光地でさらっと、琉装を楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

・琉装と着物の違い、図解

・琉球舞踊は日舞や中国のまぜこぜエンターテイメント

・気軽に琉球舞踊、琉装を楽しもう

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下手な発音ですが、沖縄方言で宮沢賢治の『注文の多い料理店』朗読してます。YouTube動画はこちら↓↓↓

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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それでは、また明日!

 

あさひなきりん