はいたい!(こんにちは!)あさひなきりんです。
今回は、うちなーぐち(沖縄方言)で童話、シンデレラの動画を作ってみました。
ずいぶん前に、宮沢賢治の「注文の多い料理店」をうちなーぐちバージョンで
作ったことがありましたが、いくつか動画を作ってきて、
もうちょっと良いものにならないかなー?と思い、再チャレンジです。
今回は、語り口調はもちろん、BGMや効果音もできるだけ頑張ってみました。
画像を描く時間が取れなかったので、画像は無料イラストサイトを利用しました。
相変わらず沖縄方言のイントネーションは微妙ですが・・・
童話っぽくなったかなー、と思います。
標準語をうちなーぐちにした途端、なんか笑えるのは不思議ですw
チャンネル登録も、よろしくお願いします!(^-^)
【動画】笑える!うちなーぐち(沖縄方言)でシンデレラを語ってみたさー
ただ、沖縄の人がこんな風にガッツリ沖縄方言を話しているわけではないので、
実際には全然使わない単語が多く、苦労しました。
標準語からうちなーぐちに替える時は、「翻訳サイト」を使い、
足りないところは単語ひとつずつで分けて翻訳したりしました。
流暢にうちなーぐちが話せる人なんて、周りにほとんど居ないので、
誰か発音の上手な人いないかなー?と探し中です。
発音がもっと上手になれば、もっとクオリティが上がるはず・・・!
イントネーション監督してくれる人って、それだけで仕事になりそうですね。
ちなみに、内容は以下の通りです。
【シンデレラ】
ンカーシ ンカシ、シンデレラ( フェー かぶり)と呼ばれている、
昔々、シンデレラ(灰かぶり)と呼ばれている、
チュラサン ククル ヌ ウェンダサン ミヤラビ がいたってさ。
美しく心の優しい娘がいました。
フントー ヤ ウェーカビト ヌ ミヤラビ ヤイビーンガ、
本当は貴族の娘なのですが、
意地悪な継 アンマー とそ ヌ 連れ ヌ ワラビンチャー である
意地悪な継母とその連れ子である
タイ ヌ 義理 ヌ ネエネエ ンカイ そ ヌ チュラサ を妬まれて、
二人の義理の姉にその美しさを妬まれ、
ジョウシチャー ジラー に 扱われ テウィビタン。
まるで召使のように扱われていました。
ある トゥチ 、こ ヌ クニ ヌ 王子様が ウドゥリ スリー を催すことになってさ、
ある時、この国の王子様が舞踏会を催すことになり、
タイ ヌ 義理 ヌ ネエネエ ヤ 着飾って出かけて行ったわけ 。
二人の義理の姉は着飾って出かけました。
シンデレラも行きたかった ヤイビーンシガ、
シンデレラも行きたかったのですが、
もちろん連れて行ってもらえ ヤビラン。
もちろん連れて行ってもらえません。
チュイ になって、ナチカサン アンベー になったシンデレラ ヤ 泣き出してしまったわけさ。
一人になると、悲しくなったシンデレラは泣き出してしまいました。
すると、シンデレラ ヌ 名付け ウヤ である仙女が現れて魔法 ヌ グーサン を振って、
すると、シンデレラの名付け親である仙女が現れて魔法の杖を振り、
ウドゥリ スリー へ行けるように、素敵な シコーイ を整えてくれたわけよ。
舞踏会へ行けるように、素敵な支度を整えてくれました。
チュラサン ドレス、かぼちゃから作った豪華な バサ 。
美しいドレス、かぼちゃから作った豪華な馬車。
アンサーニ 、燦然ときらめく タマ ヌ サバ 。
そして、燦然ときらめくガラスの靴。
おしまいに仙女 ヤ 1つ注意を与えたわけ…
おしまいに仙女は1つ注意を与えました…
12 トゥチ を過ぎれば バサ もドレスも元 ヌ 粗末な スガイ に戻ってしまうから、
12時を過ぎれば馬車もドレスも元の粗末な姿に戻ってしまうから、
カンナジ 12 トゥチ までに ウドゥリ スリーを イジユン ようにしなさいねー…。
必ず12時までには舞踏会を出るようにしなさい…。
シンデレラ ヤ 、「きっとご注意を守ります。」と約束して、大喜びで ウドゥリ スリーへ出かけたさ。
シンデレラは、「きっとご注意を守ります。」と約束して、大喜びで舞踏会へ出かけました。
さて、ウドゥリ スリー ンカイ 着いた チュラサン シンデレラ ヤ 、
さて、舞踏会に着いた美しいシンデレラは、
たちまち ンナァ ヌ 注目 ヌ 的となったわけよ。
たちまちみんなの注目の的となりました。
王子様もシンデレラに魅了されてからに、 ウドゥイ に誘って カナサ ヌ クトゥバ をささやいたってよ。
王子様もシンデレラに魅了され、踊りに誘って愛の言葉をささやきました。
そうして イミ ヌ ような トゥチ を過ごしていたら、シンデレラ ヤ トゥチ ヌ 経つのも忘れてしまったわけさ。
そうして夢のような時間を過ごしているうちに、シンデレラは時の経つのも忘れてしまいました。
気がついたら、 時計が12 トゥチ を打ち始めたわけ。
気がつくと、時計が12時を打ち始めています。
仙女と ヌ 約束を ウムイ 出したシンデレラ ヤ イッサンバーエー したさ。
仙女との約束を思い出したシンデレラは駆け出しました。
ナー シンデレラが マー ヌ ター ヤッサー か聞いて ネーランタン 王子様 ヤ 、引き留めようとしたんだけどよ、
まだシンデレラがどこの誰だか聞いていなかった王子様は、引き留めようとしましたが、
シンデレラ ヤ 、アゲー ンディ イーン 間 ンカイ 消えてしまったさ。
シンデレラは、あっという間に消えてしまいました。
アトゥ ンカイ ヤ 、シンデレラが履いていた チュラサン タマ ヌ サバ が、片一方だけ取り残され テ ウィビタン。
後には、シンデレラが履いていた美しいガラスの靴が、片一方だけ取り残されていました。
王子様 ヤ ヌゥ とかしてあ ヌ ウドゥリ スリー ヌ イナグ を探し出そうと、おふれを出したわけさ。
王子様は何とかしてあの舞踏会の女性を探し出そうと、おふれを出しました。
「 タマ ヌ サバ がぴったり アーイン イナグ を ドゥー ヌ トゥジ ンカイ スン 。」というわけよ。
「ガラスの靴がぴったり合う女性を自分の妻にする。」というのです。
身分 ヌ タカサン イナグ から、 バンナイ タマ ヌ サバ を試してみたんだけどよ、
身分の高い女性から、次々にガラスの靴を試してみましたが、
タマ ヌ サバ がぴったり アーイン イナグ ヤ ター ン ウラン さー。
ガラスの靴がぴったり合う女性は誰もいませんでした。
アンサーニ 、シンデレラ ヌ 義理 ヌ ネエネエ たち ヌ 番になって、 ネエネエ たち ヤ ヌゥートイ して タマ ヌ サバ を履こうと無理したんだけど、無駄だったさー。
そして、シンデレラの義理の姉たちの番になり、姉たちは何とかしてガラスの靴を履こうと無理をしましたが、無駄でした。
ンマ へシンデレラが進み出て、王子様 ヌ お使いに、「 ワン も試させていただけませんか?」と言ったわけさ。
そこへシンデレラが進み出て、王子様のお使いに、「私にも試させていただけませんか」と言いました。
義理 ヌ ネエネエ たち ヤ 、「 ジョウシチャー 風情が ヌゥー イッチョーサー。」とウフ 笑いしたんだけど、
義理の姉たちは、「召使風情が何を言うの。」と大笑いしましたが、
王子様 ヌ イーチキ ヤ 『すべて ヌ ミヤラビ に試させ ヨーサイ 。』というものだったから、お使い ヤ シンデレラにも履かせてみたわけさ。
王子様の命令は『すべての娘に試させるように。』というものでしたので、お使いはシンデレラにも履かせてみました。
そしたら、アイエーナー!タマ ヌ サバ ヤ 、あつらえた ジラー にぴったりだったさー。
すると、ガラスの靴は、まるであつらえたようにぴったりでした。
シンデレラ ヤ 、 ナー 片方 ヌ サバ をポケットから取り出して履いたわけよ。
シンデレラは、もう片方の靴をポケットから取り出して履きました。
お使い ヤ 、「こ ヌ 方 ドゥ 王子様 ヌ 探しておられた イナグ ヤッサー。」と言って、シンデレラをお城へ連れていったさ。
お使いは、「この方こそ王子様の探しておられた女性だ。」と言って、シンデレラをお城へ連れていきました。
王子様 ヤ、 シニ 喜んでからに、数日 アトゥ ンカイ シンデレラと ニービチ をあげたってよ。
王子様は、たいそう喜び、数日後にシンデレラと結婚式をあげました。
ククル ウェンダサン シンデレラ ヤ 、今まで ヌ 意地悪を詫びた義理 ヌ ネエネエ たちを許して、
心優しいシンデレラは、今までの意地悪を詫びた義理の姉たちを許し、
デェージ チムヤファラサン グトゥ もてなした、ンディ イーンクトゥ ヤイビーン。
たいそう親切にもてなした、ということです。
ウワイ
おしまい